麺処 遊
【お店のデータ】
最寄り駅 |
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JR山手線 鶯谷 |
住所 |
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台東区根岸1-3-20 |
営業時間 |
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11時半-麺切れまで(18時代くらいまでだそうです) |
定休日 |
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不定休 |
メニュー |
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中華そば600円、肉入り中華そば750円 |
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2007年11月29日 <肉入り中華そば>
「らーめんは具にあらず、麺とスープを味わうもの」と豪語する「中華そば伊藤」は、濃厚な煮干しが香るラーメンが食べられるお店です。
そのお店の息子さんは、同じコンセプトで鶯谷に麺処 遊」というラーメン屋さんを出店しています。
このお店は、とことん麺とスープにこだわったラーメンを提供しています。
前回は、肉そば(小)を食べ、量が少なくて後悔したので、今回は中盛を注文しました。
肉そば(中)750円
具はシンプルにネギとカイワレです。
相変わらず、圧倒される程の煮干の香りが漂ってきます。
麺は中盛にしたので、かなり増量されています。
ストレートの中太麺は、モサリモサリとした独特の食感で、煮干しの効いたスープがしっかり絡みついてきます。
肉は、トロトロにまで調理されたバラ肉でチャーシューというよりもブタの角煮に近いものです。
スープは、濃厚な煮干し風味で、若干苦味が強く感じられます。
添加物は一切加えずに強烈な煮干し風味を演出しているところに迫力を感じます。
とことん、麺とスープにこだわったラーメンでした。
「らーめんは具にあらず、麺とスープを味わうもの」、恐るべし。
お店の情報は、いなり★カジカジ日誌をご覧ください。
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2007年5月10日 <肉入り中華そば>
秋田・角館に看板も店名も掲げずに行列をつくるお店があるそうです。
そのお店の店主さんの弟さんがJR王子に中華そば伊藤を、更にその息子さんが、JR鶯谷に麺処遊というお店を出店しています。
これらのお店のコンセプトは、「らーめんは具にあらず、麺とスープを味わうもの」だそうです。
とことん麺とスープにこだわったらーめんを提供してくれる「麺処 遊」を訪店しました。
JR鶯谷を出て、左側にトコトコ歩いて行くと階段があるので下ると店舗があります。
確かに店名も看板も掲げていません。
知らないと確実にラーメン屋さんには見えません。
わずかに営業中の札が入り口に出ていました。
店舗入り口左に券売機があり、食券を購入して、注文するシステムです。
基本メニューは、中華そばと肉入り中華そば、大きさ大中小を選ぶようになっています。
白飯200円、肉飯400円、煮玉子100円もありました。
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店内は、非常に狭く、立ち食いそば屋さんのようなカウンターがあり、厨房とはブラインドで仕切られています。
イスが6個くらいおいてありました。
今回は、肉入りらーめん(小)750円を注文しました。
らーめんが出てきてびっくり。圧倒される程の煮干の香りが漂っているのです。
店主さんにお聞きしたところ、添加物は一切加えていないそうです。
スープは、若干苦味が残る強烈な煮干風味です。
煮干のスープは、失敗するともの凄く嫌な味になってしまうのですが、ここのお店は凄い。
煮干の嫌な味はすべて解消し、美味しい味を十二分に引き出しておりました。
麺は、ストレートの中太麺、モサリモサリとした食感で、田舎そばの食感に近い感じです。
「らーめんは具にあらず」と言っていますが、決して、具も手抜きをしておりません。
具はシンプルに肉、ネギ、カイワレダイコンだけですが旨いのです。
特に肉は豚角煮のように柔らかでトロトロ、凄く美味しいかった。
無添加で、煮干の強烈な旨みを引き出したスープ、独特の食感がある麺。
とことん、麺とスープへのこだわりが感じられました。
「らーめんは具にあらず、麺とスープを味わうもの」を確かに実践しているお店でした。